|
日本の政治の今、これから
第4回 国会でのクリスチャンとしての活動(1)- 国会祈祷会の働き Q、国会祈祷会というのを持っておられると伺いました。 いつごろから持たれている働きですか? A、詳細は不明ですが、1950年代です。 1955年、左右社会党が統一しますが、 その直前、1952年に河上丈太郎氏が右派社会党の委員長になります。 「委員長は私にとって十字架です」とあいさつし、「十字架委員長」が誕生します。 その時から国会祈祷会が始まったようです。 河上丈太郎氏、長谷川保氏、田辺誠氏、金子みつ氏(注)ら、7、8人が集まり、 国会議員だけの祈祷会がスタートしました。 河上丈太郎氏のご子息の河上民雄氏が引き継ぎ、 私が民雄氏の後任として責任を持つことになり、 竹村泰子氏(元参議院議員)と祈祷会を持ってきました。 その後、竹村さんがやめられ、私1人になりました。 その後、永田町(国会議員)に限定しないで、霞ヶ関(国会職員、公務員)に働くクリスチャンと、クリスマスやイースターの祝会をするようになりました。 その中で、「国会祈祷会を再びやりましょう」という声が上がり、 広く都内、地方の信者さんたち、教会の牧師たちが集まって行われています。 国会の会議室を使って現在も活動中です。多い時で40人くらいになります。 だれでも出席可能の祈祷会です。 (注) 河上丈太郎(かわかみじょうたろう):1889年ー1965年。政治家。 右派社会党委員 長、日本社会党委員長を歴任。 父親の代からのクリスチャン家庭に育つ。 息子は衆議院議員・社会党国際局長を務めた河上民雄氏。 長谷川保(はせがわたもつ):1903年ー1994年。福祉事業家、教育者。 クリスチャンとして、福祉・医療に尽力するとともに、社会党から出馬し、 国会議員を7期務めた。 田辺誠(たなべまこと):元社会党委員長。 金子みつ(かねこみつ):元社会党副委員長。 (続く) み声新聞2005年12月18日号(第342号)掲載
by doiryuu3
| 2005-12-12 09:48
|
ファン申請 |
||